「おいしいコーヒーの真実」（テレビにて鑑賞）

おいしいコーヒーの真実 [DVD]

トールサイズのコーヒー1杯330円。 コーヒー農家が手にする金額、約3円。 あなたが飲む1杯のコーヒーから世界のしくみが見えてくる。 コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。世界市場において、石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、コーヒー生産者は困窮し破産せざるを得ない現実。 一体なぜ?? コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうとする一人の男の戦いを追う。 生産者、企業、消費者。コーヒーが飲まれるまでの道のりに、深いドラマがある。1杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活と世界の現実を、あなたは深く知ることになるだろう。
世界で最も日常的な飲み物とされ、全世界での1日あたりの消費量は20億杯にもなるコーヒー。しかし、世界市場において石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながらも、コーヒー生産者は破産せざるを得ない現状となっている。それは一体なぜか?コーヒー産業の実態を暴くドキュメンタリー作品。

ドキュメンタリー作品は、ストレートに色々な問題点を投げ掛けて来ます。
珈琲好きの方も、そうでない方も、1杯の珈琲が、尊い犠牲の上に成り立っている事はご存じでしょうか。
以前、別のドキュメンタリー番組で知ってはいたのですが、この映画ほど、リアルには伝えていませんでした。
どこまでも取り引き価格を叩かれて、農民は我が子を学校にやる事さえ出来ない、それどころか、食料援助まで受けているのが実状です。
WHOの姿勢にさえ、ただただ驚くばかりでした。
機能どころか、存在すらしてないに等しい状態です。
「いくらめいっぱい働いても援助を受けるしかない！というのを子供に教えているようなもの」
現地の農民が言っていた言葉が忘れられません。