「家族の言い訳」筆者:森 浩美

家族の言い訳 (双葉文庫)

家族の言い訳 (双葉文庫)

家族に悩まされ、家族に助けられている。誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている―。作詞家・森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。あなたの中の「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説をお届けします。


森 浩美
放送作家を経て、1983年より作詞家。現在までの作品総数は700曲を超え、荻野目洋子「Dance Beatは夜明けまで」、酒井法子「夢冒険」、森川由加里「SHOW ME」、田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」、SMAP「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」、Kinki Kids「愛されるより愛したい」、ブラックビスケッツ「スタミナ」「タイミング」など、数々のヒット作を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


森裕美さん、作詞家だったのですね。
最近では、スマップの「青いイナズマ」「SHAKE」なども手掛けてらっしゃいます。


この本は、単行本も持っているのですが、文庫本も欲しかったので買っちゃいました。
短編集で第一話から引き込まれて行きます。
どの話も、瀕死の心を持った主人公に、一滴の水を与えてくれるような、もう一度なんとかなるのではないかと思わせるようなエッセンスが味わえます。
特に「ホタルの熱」「星空への寄り道」が好きです。


前回読んだ感想は、下記のアドレスに書いておきました。


http://d.hatena.ne.jp/totoro01/20060408