「震度0」(DVDにて干渉)

震度0 [DVD]

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1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生したその日、某県警察署でも一つの事件が持ち上がっていた。警務課長の不破(西村雅彦)が消えたとの妻の静江(余貴美子)から上司の冬木(上川隆也)に連絡があったのだ。県警最高幹部の6人が捜索の算段をする中、叩き上げの藤巻(國村隼)は、警務課内だけで事件を解決しようとするエリートの冬木よりも先に真相をつかもうとライバル意識を燃やす。やがて不破が金髪の若い女性と会っていたこと、失踪に4年前の県議選や逃亡中の強盗殺人犯が関係ありそうなことが分かってくる。一方、新しい幹部公舎の建設計画があり、そこに移り住めるかどうかで妻同士の間で鞘当てが始まる。出世、退職後の天下り先など、6人の男たちの思惑が絡み合う中、不破の失踪は思いがけない方向へ転がり始める・・・


同僚から面白いから、見て!と言われ、乗ってみました。
世間は、阪神・淡路大震災で 大変な自体になっているのに、警察の中心核は、行方不明になった不破の捜査で、出世の為に人の腹を探りながら動く人間の醜さを、面白おかしく描いています。
思いっきり会社組織で、見ていて切なくなってしまいました。
ラストは、タイトル通り、事件はもみ消されるんだろうなぁ〜・・。