「アメリカン・ギャングスター」(映画館にて鑑賞)

信念を貫いた2人の男が出会うとき

1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。


面白かったです。
デンゼル・ワシントンラッセル・クロウの自分達の信念が、それぞれに伝わってきました。
2人とも魅力的な俳優です。
長い映画なので、心配しましたが、全然そんな事なかったです。
煮物のように、材料を丁寧にカットして、出汁を取り、火加減を見ながら、鍋でコトコト煮て、火を止め、じっくり味を凍み込ませて、最後に一気に器に盛り付けて、出来上がり!みたいな、なかなかの映画でした。
ラッセル・クロウの男臭さが漂って来る揺るぎ無い信念で行動する姿も良かったし、デンゼル・ワシントンの沈着冷静で、ファミリーを束ねる姿に惹き付けられました。
う〜ん、良い映画でした♪