「時生」 筆者:東野圭吾

時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。


数週間前に読んだ本です。
引き込まれました。
読むのが襲い私ですが、長編なのに、涙腺ウルウルしながら数日で読めました。
少年の真っ直ぐで直向な心が、若かりし日の荒れた父親の心に深く入り込んで行きます。
ミステリーがおり込まれたファンタジーなタイムトラベル!と言った所でしょうか。
息をひき取る直前に、父親が時生に告げた言葉は、感動的です♪
あぁぁ〜、花やしきに行きたくなりました。