衝撃!

朝から暑いです。
昨日、新しく買った弁当箱におかずとご飯を詰めて、凍らせた飲み物数本もクーラーバックに入れて、出勤しました。


仕事は、そこそこ忙しかったですが、定時に就業!
帰りにサティに寄りました。
火曜市でしたが、カレー粉と枝豆だけ買って帰ってきました。
先日、旦那が作った夏野菜カレー、ルーが少なかったので、かなり残ってしまい、冷蔵庫に鍋ごと入れておきました。
今日は、ルーを3つ加えて煮直しました。
いや〜♪ この間とは比べ物にならないくらい美味しかったです♪
明日、お弁当にこれ持って行こう〜っと♪


暫くして、旦那が「ただいまぁ〜」と帰ってきてから、がっかりした様子で言いました。
「Eさんが死んだそうだ」
私は、最初、何を言っているか分かりませんでした。
Eさんとは、旦那の同僚であり、私達夫婦を可愛がってくださった先輩でもあります。
面倒見が良くて、爽やかさが際立つ男前でした。(当時は30代)
テニスがとても上手で、あちこちの大会にも出たことのある運動神経抜群の男前!
私も少し教えてもらった事があります。
お酒も豪快に呑み、歌も半端じゃんく上手い男前。
本当に爽やかでステキな方でした。
宴でコンパニャ〜のお姉ちゃん達が、たくさん寄ってきて、それはそれは同僚の顰蹙を買ったそうです。
テニスが上手で、お酒が大好きで、歌も上手くて、カッコ良くて、優しくて、面倒見が良くて〜
おまけに奥様が、これまた超美人!!(本当に綺麗です)
2人の男の子に恵まれて、幸せを絵に書いたようなご家庭でした。


そんな家族に不幸が襲ったのが、今から7〜8年くらい前でしょうか・・。
仕事中に、対向車線をオーバーしたトレーラーと正面衝突をして、大事故にまき込まれました。
腰から上は無事でしたが、太ももから下両足が、潰された車で切断されたような状態で、皮1枚で繋がっていた状態だったそうです。
その後も意識不明の重体が続き、数日後に、意識が戻ったそうです。
手術で片足は、何とか戻したらしいのですが、もう片足はダメで、切断したそうです。
お見舞いに行こう〜と思いましたが、どんな顔をしてお会いしたら良いか分からず、結局、入院中は、1度も見舞いに行けませんでした。
底抜けに明るくて、ステキで、どんな時でも笑顔を絶やさない、そんなEさんとしか、お会いしていないので、結局の所、私自身、会う勇気がなかったのです。


その後、妹が入院していた病院に見舞いに行ったら、後から声を掛けられました。
なんと!Eさんが、リハビリの為、通院していたのです。
驚きました。
それと同時に、お見舞いに行けなかった自分が恥ずかしくなり、謝りました。
Eさんは、「な〜〜んだ〜、ぜ〜んぜん!そんな事を気にしていたのかぁ〜」と、あの変わらない笑顔を見せてくれました。
思わず、涙が出そうになりました。
足も「ほら〜」と言って見せてくださいました。
義足を付けたリハビリをしていたらしいですが、これが痛いらしく、「参った・・」と言ってました。
でもすぐに笑顔で、「また旦那と呑みに来てよ〜、内のやつも待っているからさぁ〜、本当に来てよ〜」と言ってくださいました。
私は、もうその場にいられない程、自分を保つ事が難しくなり(自分が恥ずかしかったので)、「今度、寄せて頂きます」と言って、その場を逃げるように、帰って来ました。
本当に「逃げるように」という言葉は、この事を言うのだなぁ〜と思ったのを、覚えています。


旦那にその事を伝えたら、「今度、家に遊びに行こうかなぁ〜」と言っていた矢先に、今度はお父様が亡くなられました。
私達がEさん宅に行ったのは、お通夜の席でした。
車の停める場所がなく、お宅の前の道幅も狭いので、他の車が来たら、動かさなければいけないので、私は、車の中で待っている事にしました。
それを聞き付けた綺麗な奥様が、缶珈琲を持って来てくださいました。
線香も上げず、旦那が来たので、あまりお話する事もなく、そそくさと帰って行きました。


その後、旦那の転勤の辞令が下り、足も遠のいてしまい、年賀状のやり取り程度になってしまいました。
そんなEさん本人が、今度は、ガンで亡くなった!と言うのです。
事故で足を失い、重体からやっと生還したと思ったら、今度は、長期入院、そしてその後の長く辛いリハビリが続き、今度こそ!と思っていた矢先に・・・
癌で帰らぬ人になりました。


明日のお通夜に行こうとしたら、旦那に止められました。
職場の人達が大勢来られるらしいので、行きたいようだったら、後日改めて!と言われました。
今回の新潟県中越沖地震で、Eさん家の被害もかなりのダメージ〜と聞いているのに・・・
奥様のご実家も、かなり被害の大きい地域と聞いております。
あんまりです。