西方の湯(10月22日)

温泉マニアの中では、とても個性的な湯で知られている「西方の湯」に行ってきました。


胎内市にあり、家からだと一時間ちょっとで行けます。


ここの温泉名は、越後の里親鸞聖人総合会館西方の湯と言います。
隣にどでかい親鸞聖人像が、立っている 宗教団体の一角に その湯はあります。


広すぎる駐車場に訪れる車はなく、どこに駐車して良いか迷います。(笑)


受付で500円払って中に入ると、館内はとても薄暗く、ほこりを被った妙な骨董品が多数置いてあります。


薄暗い長い廊下を進んで行くのですが、ちょっとした廃墟のテーマパークのようです。
まるで千と千尋の神隠しのようです。


お風呂場の暖簾を潜ると、外の光で一気に明るくなります。
そして鼻を付く臭いがします。
油臭と言うか、アンモニア臭と言うか、モール臭と言うか、独特の臭いがするので、トイレ臭のようで、マニアには たまらない温泉なのだそうです。


2つの源泉があったのですが、強烈な方の黒湯は、ポンプが故障して使えなくなり、今は、もう1つの源泉のみが注がれてます。
こちらは、黒湯ほど強烈ではないですが、それでも十分に臭いを楽しめます。
不思議と癖になるんですよ、ここのお湯。
良質な温泉が掛け流しで注がれてます。


露天風呂は2つありますが、お湯が張られているのは1つだけです。
入ろうとしたら激熱で とても入れるものではありません。
後で知ったのですが、ここはお湯を引くための貯め湯だそうです。


色は、黒に近いグレーです。
内風呂は、浴槽が2つあり、1つはぬるめの湯らしいです。
そうでもなかったですが。(笑)
もう1つは、熱いです。


ぬるめの湯で体を慣らしてから、熱めの湯に入りました。


露天風呂に続くドアや窓が沢山開けられていた為、内湯なのに、寒かったです。
窓を開けていたせいか、臭いはそんなにきつくありませんでした。


とにかく、あの薄暗い空間を抜ければ、パラダイスが待ってます♪


ちなみに、西方の湯と書いて、さいほうのゆと読みます。
別名、くさしほうのゆとも呼ばれています。(笑)