「ベイビィ ベイビィ ベイビィ!」

大手出版社に勤務する佐々木陽子は30代・未婚。仕事に生きがいを感じている彼女は、自分が子供を持つ事など想像もしていなかった。ところが編集長の昇進が決まった矢先、突然の妊娠発覚!キャリアを選ぶか、子供を取るか、究極の選択を突き付けられる。おそるおそる訪れた産婦人科で、陽子は、世間知らずの10代カップル、不妊治療中の夫婦、深夜ひそかに診察に訪れる謎のモデルなど、様々な事情を抱えた妊婦たちと出会う。4人目の子供を産もうとしている自称ベテラン妊婦の大野春江は、戸惑う陽子の良き相談相手となってくれた。そんな人たちとの出会いが、陽子の出産に対する思いを少しずつ変化させていく。そして9ヶ月が過ぎ、とある満月の夜、妊婦たちの人生最大の戦いが始まった…!


スカパー(日本映画専門チャンネル)で観ました。
観月ありさ松下由樹神田うの、伊藤かずえ、藤木直人吉行和子〜と、まさに「ナースのお仕事」のメンバーが勢揃いした作品です。
映画館での予告で、DVDが出たら観たいと思ってました。
観月ありさがキャリアウーマンという設定ですが、似合ってました。
松下由樹の4人目を生む、とっつき易い面倒見の良いお母さんぶりも、素晴らしかったです。
いますよ、ああいうおばちゃん!(笑)
色々なタイプの妊婦さんを観れたのも面白かったです。
しかも満月の夜、一斉に産気付くってのが凄過ぎです。
特に吉行和子さんの隠居したボケた医者の母親役は、ステキでした。
産声を聞いた途端に、昔の記憶が蘇ったように、次々と赤ちゃんを取り上げて行く姿は、とても活き活きとしてました。
終った途端、全て何事もなかったように、静かに戻っていた姿が印象的でした。