「明日への遺言」(DVDにて鑑賞)

明日への遺言 特別版 [DVD]

明日への遺言 特別版 [DVD]

第二次世界大戦終了後、元東海軍司令官・岡田資中将は、名古屋空襲時における一般民衆への無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、B級戦犯として裁判にかけられた。
岡田中将の弁護人であるフェザーストーンと相対するバーネット検察官、裁判長のラップ大佐をはじめ、裁判を行うのは戦勝国アメリカ。そんな中、岡田中将は、自己の信念を曲げることなく、すべての責任は指示を下した自分にあると主張。法廷闘争を法における戦い「法戦」と呼び、飽くまで戦い抜こうと立ち向かう。
部下を守り全責任を負う覚悟を見せる岡田中将の潔い姿は、次第に、敵国の検事や裁判官をはじめ法廷内にいるすべての人を魅了し心動かしていく・・・・。


劇場に観に行こう〜と思っていたのに、上映本数が激減して、観損ねてしまった作品です。
岡田中将の潔い凛とした姿勢が、胸を打ちました。
藤田まことが、素晴らしかったです。
アメリカ人弁護士の誠意ある裁判姿勢が、とても良かったです。
そして、裁判官側も、岡田中将の人柄に動かされて行く様がよく描かれていると思いました。
富司純子の微笑みで夫を最後まで見届ける姿勢も感銘を受けました。
所々コンパクトにまとめた作品ではあるけど、心に残る作品でした。