「いちばんきれいな水」(DVDにて鑑賞)

古屋兎丸の短編コミックを原作に、病気で11年間眠り続けていた姉(加藤ローサ)が目覚め、小学6年生の妹(菅野莉央)とのたった3日間だけの短い交流を綴ったもの。19歳の身なりではあるが心は8歳のままという姉の無邪気さなどを加藤ローサがさわやかに演じているのがいい。ただし、それを活かすための設定などがやや過剰で、どこかウソっぽく見えてしまう部分があるのは脚本と演出の不備というべきか。ただし中盤以降の姉の秘密の場所へ舞台が移行してからの、文字通り透明感あふれる映像美には圧倒されるものがあり、それは加藤ローサ本人が供え持つ透明感の魅力とも巧みにマッチしている。前半部分のドタバタチックなシーンなど、もっと抑制を利かせながらドラマを進めていったら、かなりの秀作になりえていただろう。少し残念。(増當竜也


う〜ん、期待していたよりは、メリハリがありませんでした。
でも快活な大人(体)の少女(精神)を加藤ローサの魅力にはまっていて、良かったです。
目が覚めた時に、ご両親に会わせてあげたかったぁ〜。