「銀色のシーズン」(映画館にて鑑賞)

出演: 瑛太田中麗奈玉山鉄二青木崇高佐藤江梨子
雪山でやりたい放題の日々を過ごしている≪雪猿≫たち―城山銀(瑛太)・小鳩祐治(玉山鉄二)・神沼次郎(青木崇高)の3人組は寂びれた町営スキー場“雪山の何でも屋”。個人レッスンからスキーのチューンナップ、駅への送迎まですべてを商売にしている。しかし時には、賭けスキーに興じたり、スキー場で当たり屋を演じたりと、まわりの人々に迷惑を掛け続けている困ったヤツら。そんなある日、結婚式を三日後に控えた全くスキーのできない花嫁・綾瀬七海(田中麗奈)が彼らの前に現れる・・・・・・この偶然の出会いが、≪雪猿≫たちの心を揺り動かし、新たな一歩を踏み出す勇気をもたらした!


今年一番の試写会が当たり、ルンルンで、1月8日、ユナイテッドシネマで観て来ました。
海猿」の監督が、今どは舞台を雪山に変えてぶっ飛んだ「雪猿」3人組を作り出しました。
今度の雪猿3人組は、警備、任務、救助などとはまったく無縁の「なんでも屋」なバカ3人組です。
監督が舞台挨拶に立たれて、くだらない事に夢中になれる最高のバカを作りたかった!とおっしゃってました。
監督曰く「バカ」とは最高の誉め言葉だそうです。
おっしゃる通り、くだらない事に毎日必死にチャレンジする不思議なバカ達でした。
普通の感覚で観ていたら、くだらないモードで終ってしまうようなこの映画。
監督の説明もあったせいか、自分もバカモードで鑑賞しました。(素質は充分)
まず、スクリーンの美しさと言ったらありません。
青い空、白いゲレンデのコントラストが最高でした。
なんたってバカ達の作り出す事。
あり得ないシュチュエーションが続々登場します。(笑)
今日の食事にも困っているような人達が、なんで大砲持ってるかなぁ〜?なんて思ったりもしましたが、そんな事は、全部省いちゃいましょう。
さすがフジ系列の映画!というだけあって、盛り上がり所も作っています。
面白いか、くだらないか、決めるのは観た人の心がけ次第。
私は、バカになれました。(笑)
ラストのスキーのNGシーンで、この映画を作るまで、どれだけの怪我があったのだろう・・と想像しながら、エンディングを観てました。
ワンシーンに込められた想いを感じました。