福島ドキっと紀行〜1日目

曇り空でしたが、福島に行くに連れて、晴れてきて、ニ本松に着く頃には、眩しいくらいでした。
旦那が9時に歯医者の予約をしていたので、出発時間が大幅に遅れました。
その間に、ご飯を炊いておにぎりを作る事にしました。
2合炊いて、6個作れました。
1人、大きなおにぎり3個づつです。
おにぎりの具は、梅、焼き明太子、昆布の佃煮 です。
ほぼ1日中、車に乗ってましたが、お腹が空くと、大きいので一つづ食べていたので、どこにも寄らずに済みました。
食事代も浮くし、時間も効率良く使えるので、出掛ける時は、結構 おにぎり持って行きます♪


新潟中央から高速で一気に福島県の二本松まで行きました。
ここでは、ニ本松菊人形祭りが行われていました。
私は、ニ本松菊人形祭りは、何度も行ってますが、旦那は初めてらしく、彼の希望で行く事に。
菊人形・・・私、あまり得意ではありません。
なんか顔と手足がマネキンで、体が菊!というのが、違和感がイマイチ好きになれないのです。(八墓村みたい)
千輪菊のように、一つの鉢から何本もの菊を形良く咲かせたり、字を作って咲かせるのは、全然OKなんですけどねぇ〜。
これは、父もやってますから。(笑)
今年は、「寿」という字を菊にして、近所で催された菊の品評会に出品したらしいです。
花を咲かせるのがちょっと遅すぎた!と嘆いておりました。


二本松菊人形は、城跡だったんですね。
石垣が立派で、当時は凄いお城だったのだろうなぁ〜と思いました。
中に入ると、福島県内から出品された見事な菊に賞が贈られ、その他の出品作品も展示してありました。
今年のお題は、NHK大河ドラマで放送されている「武田信玄」でした。
お馴染みの殿様、家臣、姫様達があちこちで作られていて、あのメインテーマがバックで流れておりました。
う〜ん・・やっぱり菊人形って怖い。(苦手だわ)
旦那は、自分が行きたかったスポットだけあって、あちこちで「見事だなぁ〜」「凄いなぁ〜」を連発!!
そんな彼は、来週も社員旅行で福島へ。(ばう)
旦那が幹事らしく、ホテルのみ予約してあるだけなので、今回の観光ルートをそっくり取り入れるそうな。(爆)
私が一番感動したのは、やはり千輪菊かなぁ〜。
魅入ってしまいました。


二本松を後にして、相馬に向いました。
太平洋側は、日本海側とは違った景観が楽しめますね。
荒々しい波が、岩を削って出来た島々が点在しておりました。
松島みたいで綺麗でした。
相馬市の松川浦大橋を渡ってきました。
これがまた立派な橋で、気持ち良かったです。
そしてお隣の南相馬市に向いました。(海岸線を南下しました)
合併する前は、旧原町市だったようです。(ナビではそう出てました)
新潟も、合併、合併で、どんどん馴染みの地名が消えて行きます。
なんか寂しいなぁ〜・・。
4時を過ぎたので、ホテルに直行してチェックイン!
その後、私だけ、ライブ会場に行く為、出て行きました。
旦那は今回は、ホテルでお留守番です。(笑)


会場は、ゆめはっと内にある「南相馬市民文化会館」です。
こちらの施設、まだ出来て間もないのか、ナビにありませんでした。
なので、ホテルの方に聞いて辿り付きました。
少し早めに着いたので(5時)、下のカフェで、ナポリタンセットを平らげました。
6時になって会場入りしたら、お馴染みのお顔が・・
ここから先は、サモアンのライブレポでお楽しみ下さい。
サモアン、いつも悪いねぇ〜。
よろしこ〜♪


http://samoyan.blog57.fc2.com/blog-entry-651.html


今回のツアー、まだ続きますが、私は、ここが最終地点!
今回もとても楽しかったです。
ライブの内容的には、南相馬の方が楽しめました。
でも物凄く楽しかった!という点では、私は伊那の方が良かったです。
しかもめちゃ良い席で観れたし〜♪
サモアンに感謝、感謝♪
また宜しくです。m(_ _)m


皆さん(と言っても2人ですが)と軽くお別れの挨拶を交わしてから、さっさと車を走らせました。
ここで私の人生で最初で最後であって欲しい出来事に遭遇する事になります。
明らかにこの時点で、運命が変わってました。
私が、ホテルまでナビを設定して走っていれば、あの道を通る事はありませんでした。
ナビを設定しなくても、帰れるだろう〜と走って、原町駅近くでホテルを見落としてしまい、裏道に入って、戻ろう〜と思っていたら、点滅信号に気が付いたのが遅すぎました。
交差点に入ってしまい、右から来た乗用車と接触してしまいました。
あちらは、右のバンパーをかすり、私の車は、右後ろタイヤの脇がチマっと凹んだ程度でした。
でも初めての事。
しかも回りは真っ暗!
とにかく、落ち着け!と自分に言いきかせました。
相手の方も車から降りてくださいました。
そして、開口一番!


「申し訳ございませんでした!(頭を深く下げました)
お怪我はありませんでしたか?」
と言って、駆け寄りました。
逆に相手の方は、冷静に、
「怪我はないです、大丈夫ですよ〜〜。今のはあなたが赤でしたよね?」と、不思議そうに確認するかのように言われたので、
「はい、私の不注意で、ご迷惑をお掛けしてしまいました。私が悪いんです。本当に申し訳ありません」と言いました。
「おたくさんは大丈夫?車は?」と返されたので、自分は大丈夫である事を伝え、車は見ても分りませんでした。
「取りあえず、ここは危ないから、もう少し先に停めましょうかね。」と言ってくださって、数メートル先で停止してハザートを点けました。
相手のご婦人は、
「私、初めてなんだけど、こういう場合はどうしたら良いのかしら〜?お父さんに聞いてみようかしら?」と、またまた穏やかにふんわり話してくださいました。
そして「やはり警察を呼んだ方が良いのかしら〜??」とまたまたふんわりとした声で言ってくださったので、「はい、是非 お願いします」と頼みました。
「あら〜、困ったわ〜、私、今日に限って携帯持ってなかった」と言われたので、私の携帯を差し出し、
「どうぞ、使ってください!」と言いました。
家にかけても良いか?と言われたので、はい!と返したら、またまたご婦人がほんわかと
「私、数字がよく見えないわ〜・・」と言って携帯を離されました。
これで一気にほぐれた気持ちになりました。
「私がかけますから、番号をおっしゃって頂けますか?」と言ったら、「あら、そう?じゃぁ、お願い〜」と言われ、言われた番号を押して、旦那様に電話をされてました。


その後、警察にかける事にしたのですが、「こういう場合ってやはり110でしょうかねぇ〜?」と私が言ったら、相手の方も笑顔で「どうなんでしょうねぇ〜?でもやはりそうかしら〜?」と言ったので、私が110通報しました。
警察の方の手際の良い聴き方に、私が答える!と言った感じでした。
事件か事故か、救急車の手配をするほどの事故か、動けるか、などなど・・一つ一つの質問に私が答えてました。
小雨の中、ずっとご婦人を立たせていました。申し訳ない事をしました。
「警察が来るまで車の中で待ってましょう〜」と言ってくださったので、私は、車内で我にかえって、自分が今 しなければならない事を考えました。
まず、旦那に電話して、タクシーで来てもらおう!と思い、旦那の携帯に電話しました。
旦那に連絡をしていたら、10分ほどして、警察車両が到着しました。
若くて綺麗な婦人警官の方が降りてきて、車道は危ないので、近くの駐車場に誘導されて、そちらで調書を取る事に。
免許証、車検証、自賠責保険証を出して、待っていてください!と言われ、旦那の車をガサゴソと探しはじめました。
車検証はありました。任意保険証もありました。
自賠責保険証がどれか分からないでいたら、婦人警官の方が探してくださる!と言うので書類と免許証を全部渡しました。
そうこうしている間に、相手の方の旦那様とお譲様が来られました。
ご自宅は、すぐ近くだそうです。
暫くしてから、タクシーで旦那も来てくれました。
ワンメーターで来たそうな。。
(かな〜り近かったみたいです)^^;
検分で色々と訪ねられ、話してはみるものの、曖昧な感じでした。
どこで気が付いたか、車がどの辺りで見えたか、などなど・・・
走ってたし・・・、暗いし・・・、
取りあえず自分が思っている事を話してみました。


全てが終って、警察の方が、「後は話し合いで解決してください」と言って、引き上げて行かれました。
相手の住所、電話番号を聞いて、私も告げました。
何度も旦那と一緒に頭を下げて、旦那さんと娘さんは、雨が降る中、引き上げて行かれました。
奥様は、暫く車内におられました。


暫く乗っていたら、相手の奥様が降りてきて、車のガラスをトントン!とノックされました。
旦那が降りて、事情を聞いたら、車の鍵を落としてしまったらしく、帰れない!と言われ、旦那に車のライトで婦人の車周辺を当てるように言われたので、すぐに車に乗り込み、ターンをして、相手の車を照らしました。
後のトランクの下辺りに落ちていたようで、すぐに見付かりました。
相手のご婦人も緊張されていて、全てが終ってほっとされたのだろうなぁ〜と、この時、再び、本当に申し訳ない事をした気持ちになりました。
婦人は、無事 車を走らせ、帰って行かれました。


帰ってから、旦那が
「風呂にでも入ってゆっくり寝ろ!」と言ってくれました。
でも聞いたら、どうもここの風呂、一つしかなく、男性用の風呂に入らなければならないようだったので、室内の風呂〜とも思ったのですが、お風呂に入る気持ちにもなれず、結局、そのまま浴衣に着替えて寝ちゃいました。(ばう)