「あたしが帰る家」 筆者:群ようこ

あたしが帰る家 (文春文庫)
時は昭和三十年代、甲斐性なしの父は家にお金も入れずにブラブラし、子供のお金にまで手をつけてしまうようなとんでもない奴である。小学生の「私」は、ある物を寝ている父親の口に入れたら死ぬと思い、実行するのだが…。無邪気で可愛くてちょっぴりコワイ子供たちが主人公の、傑作短篇小説集。


かもめ食堂」の筆者の作品を初めて読みました。
いや〜〜〜〜〜っ!!面白い、面白い〜〜〜♪!!
子供達の摩訶不思議な疑問が笑いを誘います。
真夜中に声を殺して笑うのって本当に辛かったぁ〜・・。
「くるま」と「ネグリジェ」は、もう最高に可笑しい〜!!
解説は小林聡美が担当しているのも、この小説にフィットしている気がしました。