「HACHI 約束の犬」(テレビにて鑑賞)

HACHI 約束の犬 [DVD]

HACHI 約束の犬 [DVD]

日本で生まれた感動の実話が全世界へ
―ハリウッドが涙した、無償の愛の物語。ハチは待ち続けた。きっと帰ってくると信じて―
アメリカ、郊外のベッドリッジ駅。
寒い冬の夜、迷い犬になった秋田犬の子犬を偶然保護したパーカー・ウィルソン教授(リチャード・ギア)は、妻の反対を押し切り、その子犬を飼うことにする。
首輪についていたタグに刻まれていた漢字から「ハチ」と名づけられた子犬は、パーカーのあふれるような愛情を受けてすくすくと成長していく。いつからか、夕方5時になると、ベッドリッジ駅で帰宅するパーカーを出迎えるのが日課となったハチ。一人と一匹の間に育まれた深い愛情と信頼は、ずっと続いていくと思われたが・・・。


WOWOWで観ました。
「ハチ公物語」が、ハチの一生を丁寧に描いているのに対して、「HACHI 約束の犬」は、子供が自分の祖父の話を通して、人と犬との愛情の素晴らしさを語る作品に仕上がってます。
ちょっと取って付けたような秋田犬の話は、言い過ぎだと思いましたし、最初の犬があの家にやってくる下りもちょっと無理があるのでは?と思いましたが、人と犬との絆は素晴らしかったと思います。
ただ、後半が日本のオリジナルとは対照的に、とても雑に描かれていて、死ぬ間際の毛並みも老犬とは思えないような毛並みにちょっとガッカリ。
毛にメイクをするにしても、もう少しやりようがあったのでは?と思いました。
日本映画の方が、全体的に上質に仕上がっていると思いましたが、ラストの曲は、ハリウッド版の方が私は好きです。