「K-20 怪人二十面相・伝」(映画館にて鑑賞)

舞台は、架空都市≪帝都≫。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生まれ、帝都の富の9割がごく一部の特権階級――華族に集中していた。そんな中、富裕層のみをターゲットとし、次々と美術品や骨董品を、魔法のような手口で盗んでしまう≪怪人二十面相≫、通称“K-20”の出現が世間を騒がせていた。
サーカスの曲芸師・遠藤平吉は、ある日サーカスを見に来ていた紳士から、羽柴財閥の令嬢・羽柴葉子と名探偵・明智小五郎との結納の儀に潜入し、写真を撮ってきてほしいとの依頼を受ける。報酬につられ了解した平吉だが、それは二十面相の罠だった――。
息もつかせぬ激闘――果たして平吉は濡れ衣の汚名をそそぐことができるのか。


金城武松たか子仲村トオルと、好きな俳優人が出演しているこの作品。
劇場で予告を観た時から、ずっと観たいと思ってました。
しかも、金城さんの怪人二十面相のカッコ良い事〜♪
期待度120%でした。
コミカルな演出もあり、松さんが透明感溢れる淑女を演じてます。
仲村さんは、クールな名探偵で存在感がありました。
金城さんは、日本語の喝舌が悪いのか、ちょっと聞き難い部分はありましたが、オチャメなサーカスのスターを演じてました。
彼は、セリフよりも顔の表情の方が伝わりますね。
切ない表情、怒りの表情は、特に良かったです。
でも、なんと言っても、オチャメな笑顔はとってもキュートでした。
でっ、肝心のストーリーですが・・・・←なんかヤバイ展開?
途中までは、楽しめたんですが、ラストの展開で、120% 落とされました。
何で?何でよ〜〜〜!!って展開でした。
CGも劇場で観ると、粗さが目立ちました。
こういう所は、やっぱ日本映画だなぁ〜って思っちゃうんですよね。
この役者人でなかったら、観てなかった作品だったなぁ〜・・。
でも、あんな展開を作り上げた人、本当に凄いわ。
想像も付きませんでした。
そう考えると、この映画ってやっぱり凄いかも〜。
でも、私の中では、明智小五郎は、名探偵なのであります!