「ありがとう」試写会(映画館にて鑑賞)

出演:赤井英和田中好子薬師丸ひろ子
阪神・淡路大震災直後の神戸。忠夫は、街の復興に向けてボランティア活動に取組んでいた。ある日、忠夫は自分の車が無事であることを知らされる。トランクを開けると、無傷のままのゴルフバッグがあった。忠夫は焼け残ったゴルフバッグの衝撃に突き動かされたかのように、ゴルフのプロテストを受けることを決意する――。


この映画!物凄く観たかった映画です。
まさか当たるとは思ってなかったので嬉しかったです。
そして嬉しいことがもう一つ!
赤井英和さんと監督プロデューサーの舞台挨拶がありました。
ハガキに赤井英和さん舞台あいさつ予定!と書いてあったので、楽しみにしておりました。
以前、監督さんによる舞台挨拶を聞いた事はありますが、出演俳優の舞台挨拶は初めての経験だったので、興味深々でした。
私は前列より少し後ろで観ました。でも前から5列目でしたけど。
なので、ものすご〜〜く良く見えました。
第一印象は、「顔デカ!」
隣の家の気さくなオッサン!という感じでした。
頭を何度も何度も下げて、唇を噛み締めて、監督さんの話を頷くように聞いていた姿にとても好感が持てました。
この監督さんの実家は宝塚市にあり、家が半壊したそうです。


冒頭から地震のシーンがあり、物凄くリアルです。
主役級のキャストがワンシーンの脇役!というのも、ある意味贅沢だなぁ〜と思いました。
映画の中で主人公が、地震後、町の復興で色々な人達を見てきた中で、「三つの顔」について語っています。
新潟県中越地震の時、町の復興に努めた私の叔父も、まったく同じ事を言っていたのを思い出しながら観てました。
自分が生かされている!ということを気付かせてくれる素晴らしい作品だと思いました。
夢を持ち続けて、決して諦めない気持ちを持つ事!
人間が生きて行く上で本当に必要なものを教えてくれているように思いました。
良い映画に出会いました。
私の中では、お金払って、もう1回観に行きたいと思いました
勿論、レディースデイで。(笑)
薬師丸ひろ子もキャディ役も良かったです。凄く温かかったです。
主人公の妻(田中好子)の言葉に目頭が熱くなりました。
「くるしーなったら顔上げて、奥歯が折れるまでかみ締めて・・・、笑うんやで」