「ALWAYS 三丁目 の 夕日」(DVDにて鑑賞)

ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 [DVD]
昭和33年。東京の下町の自動車修理工場に、集団就職で青森からひとりの少女が就職してきた。六子は大きな会社を期待していたが、小さな工場でガッカリ。それに怒った社長の則文だが、やがて六子は則文の妻トモエや息子の一平らと仲良くなり、一家になじんでいく。一方、売れない作家の茶川は、飲み屋のおかみのヒロミから、親に捨てられた少年・淳之介を押しつけられ、一緒に生活することに。最初はけむたがっていたが、淳之介が自分が原作を書いている漫画のファンだと知り、次第に距離が縮まっていく。そんなとき、淳之介の本当の父親が現れ…。


昭和33年というと、私はまだ生まれてませんでしたが、この頃は、よその子供も他の親がしっかり叱り、人情厚い、ご近所との絆がまだ当り前のようにあった事でしょう。
未来を見据えて、それぞれが希望を持って生活していた様がよく描けていたとは思いますが、ちょっと作り過ぎている演出が、せっかくの脚本の妨げになっているような気がしました。親に捨てられた淳之介と不思議な縁で生活を共にする事になった芥川との生活は、観て行く内に感動を呼ぶシーンへと繋がって行きます。
淳之介が、初めてのサンタクロースからのプレゼントを開けて感動するシーンは、鳥肌が立つほどの感動でウルウルきちゃいました。あのシーンは唯一良かったなぁ〜♪
薬師丸ひろ子のお母さんぶりが、当時の母親を象徴しているようにも思えました。