「乗り遅れた女」 筆者:夏樹静子

乗り遅れた女 (新潮文庫)
新幹線に乗り遅れたと、東京駅から新潟までタクシーを飛ばした女は、好物のはずの夕食の蕎麦をなぜ残したのか?―「乗り遅れた女」。深夜タバコを買いに出、交通事故に遭った男の妻とその犯人は、なぜ監察医に会いに行ったのか?―「三分のドラマ」。もしかしたら犯人は私だったかもしれない…。身近で緻密なミステリー6編。


古書デビューで100円で買った本の1冊です。
初めて夏樹静子の本を読みました。
最初の「乗り遅れた女」は、歩いて10分と掛からない新潟駅が出てくるので、深夜の駅前の様子が手に取るように分かり、面白かったです。
全体的には、短編集なので仕方ないのですが、どの作品ももう少し深く描いて欲しかったです。
最後の「ママさんチームのアルバイト」は、あんな事をアルバイト感覚でやってしまうなんて、怖かったなぁ〜・・。


もう一つ、昨日までずっと読んでいた夏樹静子の本があるのですが、これはリタイアしました。(初のリタイアです)
内容も辛い話ですが、読んでいても気持ちが乗らないせいか、面白くなかったので本に集中できなかったです。
ミステリーにすれば良かったです。
もう少し落ち着いてから今度はミステリーを読もう〜!